みんなのオプションはデモ取が無いので、登録と入金が必須になります。
多くの方は「みんなのオプションはどんな感じだろう?」と疑問に思うはずです。
そこでデモ取引をしなくてもみんなのオプションが分かる様に、実際に入金・取引を行い「みんなのオプションが分かる」説明書を作ってみました。
このページを見ればみんなのオプションでどの様な事ができるのか丸わかりです。
良い面だけでは無く悪い面も隠す事無く紹介しています。

みんなのオプションの取引通貨ペアは?
まず初めに、みんなのオプションで取引出来る通貨ペアは4種類になります。
- USD/JPY(米ドル/日本円)
- EUR/JPY(ユーロ/日本円)
- GBP/JPY(英ポンド/日本円)
- EUR/USD(ユーロ/米ドル)
それぞれの通貨ペアの主な特徴は以下の様になります。
通貨ペア | 主な特徴 |
---|---|
USD/JPY | 世界で最も取引量が多く、安定的に動きやすい。 |
EUR/JPY | ユーロ圏と日本の経済状況で動く。値動きが比較的大きい。 |
GBP/JPY | 値動きが大きく、ボラティリティが高い。短期トレーダー向き。 |
EUR/USD | 世界で最も取引される通貨ペア。ユーロ圏と米国の経済指標で動きやすい。 |
通貨ペア数に関しては、正直物足りないのは事実です。とは言え人気のUSD/JPYやEUR/USDがある点は評価できます。

バイナリーオプション初心者の方は情報を仕入れやすい「USD/JPY」から取引される事をおすすめします。
これら4種類以外で得意とする通貨ペアをお持ちの方は無理してみんなのオプションを選ぶ必要はありません。
みんなのオプションの取引方法は「ラダー」と「レンジ」に分かれる
みんなのオプションの取引方法は「ラダー」と「レンジ」に分かれます。
ラダー取引は購入開始から「円安」になるか「円高」になるか予想する取引方法で、トレンドが強い時間帯に有利になります。
判定価格は5段階から選ぶ事ができ、高倍率のリターンも狙えるが、その分リスクも高くなります。
レンジ取引は「インの枠内で終わる」か「アウトの枠内で終わる」か予想する取引方法で、レンジ相場中に有利になります。
判定価格は5段階から選ぶ事ができますが、ラダーに比べるとやや抑え目なリターンになりがちです。
「シングル」と「マルチ」について
「ラダー取引」「レンジ取引」共に「シングル」と「マルチ」で取引する事ができますが、見た目の違いとお考え下さい。
例えばシングルだと、1つの価格のみにしかエントリー出来ない様に見えますが、画像の赤枠部分をクリックすると購入する価格を変更する事が出来ます。
価格は5段階ありますが、価格を変更しないと購入価格が分からないと言うデメリットがあります。
複数の購入価格を一目で確認したい場合はマルチでの取引がおすすめです。5段階に分かれた購入価格を一目で確認する事が出来ます。

「シングル」と「マルチ」に関しては好みの問題になりますが、迷ったら「マルチ」を選んだ方が良いと思います。
みんなのオプションの購入までの流れを動画で紹介
購入までの流れを動画で紹介します。まずは動画をご確認下さい。
今回は「ラダー」の「マルチ」で実際に購入しています。
まずは、ラダー取引のマルチタブを選択します。
次にどの価格で取引を行うのかを決めます。
今回は143.16円の価格での取引を行います。理由としてはシンプルに143.16円以上になる可能性が現時点で高いからです。
「円高」もしくは「円安」どちらで取引を行うか決めます。今回は円安になると予想したので円安をクリックしました。
枚数を設定します。「+」「-」から選ぶ事もできますし、直接枚数を入力する事も出来ます。
購入ボタンをクリックします。
購入確定ボタンをクリックします。
※購入確定をクリックする際に、僅かな時間差で購入金額がズレる事があります。実際に今回の取引では、730円で確認画面が出たのですが、720円で確定しています。
みんなのオプションの購入枚数とペイアウトに付いて
みんなのオプションは1枚当たりのペイアウトは「1000円固定」となっています。
今回の場合1枚730円で購入していますが、もし円安で取引を終えた場合1000円獲得する事が出来ます。
購入金額が720円なので280円(ペイアウト1000円-購入金額720円=280円)の利益になります。
「みんなのオプション」では1回号あたりのチケット保有数に上限はありますか。
全通貨ペア、「ラダー」「レンジ」合わせて合計で300Lotまでです。
引用:みんなのオプションQA
※みんなのオプションでは1枚=1Lotで表記しています。
みんなのオプションは1回の取引で最大300Lot(枚)購入する事が出来ます。
300枚も購入する人はいないと思いますが、仮に300枚購入すると今回の場合(720円×300枚=21万6000円)21万6000円必要になります。
もし円安になった場合、8万4000円の利益を得る事ができますが、円高になった場合、21万9000円すべて失う事になります。
みんなのオプションの取引結果の確認方法
今回の取引では予想通り円安になったので280円の利益を得る事が出来ました。
※画像は判定10秒前のものになります。
取引に関しては「取引履歴」より確認する事が出来ます。
チャート下部にある「取引履歴」より確認したい期間を選択し、「検索」ボタンをクリックする事で履歴を確認する事が出来ます。
みんなのオプションの売却を活用しよう
みんなのオプションの取引では「途中売却」が可能になっています。
売却を使うケースは主に2つあり、1つが「負け額を減らす事」でもう一つが「勝ち逃げ」になります。
売却方法は、画面下にあるポジションの「売却」ボタンをクリックするだけです。
今回の場合、142.96円より円安になると予想して購入していますが、円高になっています。円高のままで取引を終えると購入金額の540円を失ってしまいます。
負ける確率が高まった場合「売却」する事で、リスクを抑える事が出来ます。今回のケースでは評価損益が280円なので、260円の損失で抑える事が出来ます。
売却の問題点は、ある程度勝敗が見えてくると売却価格が0円になる事です。0円になると売却する理由がないので、価格が上昇する事を祈るはかありません。
売却は勝ち逃げも可能になっています。
画像の場合、途中売却をする事で「90円」の利益を得る事が出来ました。このまま円安で終われば220円の利益と考えると少し勿体ない気もしますが、確実に利益を出せるのが「売却」のメリットと言えます。
売却は判断が難しいのですが、「100%」売却した方が良い場面があります。
画像の様に取引終了間際でほぼ円安が確定している状況では、評価損益が、円安で終えた時の金額と同じになります。
この場合、今売却しても、このまま取引が終了しても貰える金額は280円になります。
価格はいつどのくらい変動するかは分かりません。取引終了間際に急変動がおこり143.16円より円高になる可能性はゼロではありません。
そのため、評価損益=判定時に得られる価格になった場合は直ぐに売却した方が良いでしょう。
みんなのオプションの注意点
注意点
みんなのオプションは国内バイナリーオプションと言う事もあり、安全に取引する事ができますが、致命的な問題点もあるので必ずご確認下さい。
分析力ゼロ!インジケーターが使えない
みんなのオプション最大の問題点と言えば、「分析能力ゼロ」のチャートです。
直近のチャートが見れない、インジケーターが使えない等、チャートの機能としては0点と言わざるを得ません。
みんなのオプションで分析力を上げるには、インジケーターが使えるチャートを活用する必要があります。
一番簡単な方法は「みんなのFX」のデモ取引を使う事です。みんなのFXのデモ取引であれば登録不要で使う事が出来ます。

みんなのFXのデモ取引も良いのですが、より詳しく分析されたい方はMT5を利用される事をおすすめします。
MT5は無料は公式サイトから無料でダウンロードができ、様々なインジケーターを使う事が出来ます。まだMT5を使った事が無い方はこの機会に試してみてはいかがでしょうか?
依存性がある
バイナリーオプションでの取引はリスクを伴います。その為、冷静に取引が出来ない方は取引されない事を当サイトでは強く推奨しています。
バイナリーオプションは取引終了間際になると、このまま勝てるのか?もしかしたら後、数分で逆転できるのか?興奮状態になります。
これはバイナリーオプションだけでなくFXでも同じです。
この興奮状態が「依存」に繋がる恐れがあります。
私自身も取引終了間際になると興奮している事が分かります。特に負けた時は「取り返してやろう」と言う気持ちにもなります。
過去に投資などで熱くなり借金をされた方などは「バイナリーオプションに向かない」ので取引自体されない事を強く推奨します。
射幸性が高く、損失を被るおそれ
バイナリーオプションは、比較的少額で購入でき、取引における損失額はオプション料に限定されることから、一見、リスクの低い取引であると誤解を招きやすいうえ、安いオプション料に惹かれペイアウトを受け取る可能性が低い取引を選好し、短時間で損益結果が判明するために、安易に何度も取引を行ってしまうおそれがあります。そして、短期間に繰り返し取引した結果、多額の損失を被るおそれがあります。
引用:金融庁
みんなのオプションの実取引で感じた事・活用方法
根拠をもって取引しよう
みんなのオプションで取引する際に重要になるのが、根拠をもって取引する事です。
根拠がないまま取引する行為は、ほとんどギャンブルなのでおすすめする事はできません。
実際に根拠を元に取引した結果を公開します。
何故ここで購入したかと言うと、MT5で移動平均線を見た時に、押し目買いをされており、このまま上昇すると判断しました。
結果的にチャートは上昇し続け「読み通り」になったと、心の中では「ドヤ顔」をしていました。あとはこのまま円安で終えてくれればよかったのですが・・・
いきなりの急降下!
流石にこれは無理と判断して「途中売却」する事に!結果的に600円の損失になったのですが、売却が無ければ780円の損失でしたので、最悪だけは回避しています。
バイナリーオプションはどんなに分析を行っても負ける時は負けます。しかし根拠ゼロで取引するよりは根拠を持たせた方が勝率は上がると思います。
少なくともトレンドは確認しよう
みんなのオプションで取引をする際は、少なくともMT5でトレンドだけは確認した方が良いでしょう。
画像の様にトレンド相場中であれば、「ラダー取引」
画像の様にレンジ相場中で「レンジ取引」が有利に働きます。
また、移動平均線を使う事で、トレンドやレンジの確認が容易になります。
移動平均線に関しては関連記事をご確認下さい。

MT5には「移動平均線」以外にも、「ボリンジャーバンド」、「RSI」、「フィボナッチ」など分析力の上がるインジケーターを無料で使う事が出来ます。
当サイトでは分析力の上がるインジケーターの使い方も紹介していますので、関連ページも是非一度ご確認下さい。



取引時間も確認しよう
みんなのオプションで取引する場合、MT5等のテクニカルも重要ですが、取引する時間帯も重要になります。
為替市場を大きく分かると「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」に分かれておりそれぞれの時間帯に特徴があります。
東京市場の特徴 | 9時~17時。東京市場オープン直後は値動きがあるが、10時以降はレンジ相場になりやすい。 |
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ロンドン市場の特徴 | 16時~翌2時(夏)・17時~翌3時(冬)。オープン直後やNY市場と重なる時間(21時~翌1時)はトレンド相場になりやすい。 |
ニューヨーク市場の特徴 | 21時~翌6時(冬)・22時~翌7時(夏)。21時~24時は最も活発で順張り向き。翌3時以降は取引量が減りレンジ相場になりやすい。 |
実際に21時~24時の値動きと、深夜3時以降の値動きでは大きな差があります。
「ラダー」か「レンジ」どちらで取引するか迷っている方は、取引時間も重要になるので各時間帯の特徴も必ず確認しておきましょう。

みんなのオプションのやり方(FAQ)
みんなのオプションにはデモ取引はありますか?
みんなのオプションでは、残念ながらデモ取引は用意されていません。実際に取引を行うには、口座開設と入金が必要です。
みんなのオプションの取引の流れを教えてください。
みんなのオプションの取引は、口座開設→入金→購入→判定というシンプルな流れです。取引画面からラダーやレンジなど好みの銘柄を選び、条件に合うタイミングでエントリーします。
みんなのオプションのラダーとレンジの違いは何ですか?
ラダー取引は円安か円高かを予想します。一方、レンジ取引は価格が判定レートの範囲内に収まるかどうかを予想します。
みんなのオプションの取引で気をつけるポイントはありますか?
資金管理が大切です。特にデモ取引がないため、いきなり大きな金額で取引するのはリスクがあります。最初は少額から始め、ルールを守って取引することをおすすめします。
みんなのオプションは初心者でも使いやすいですか?
はい。みんなのオプションは取引画面がシンプルで、スマホでも操作しやすいデザインです。迷いにくい作りになっているので、初心者の方でも安心して始める事が出来ます。