米雇用統計はFX・バイナリーで危険?ドル円125回の値動きを徹底検証

米雇用統計は危険? FX・バイナリー攻略

バイナリーオプションやFXで取引している方なら、一度は耳にしたことがある「米雇用統計」。

米雇用統計は米国の雇用状況を示す重要な経済指標で、発表直後にはドル円をはじめとした為替相場が短時間で大きく動くことがあります。

本ページでは、2015年1月~2025年5月までに発表された米雇用統計125回について、発表直後5分間のUSD/JPYの値幅を独自に調査しました。

さらに、2026年の発表日時と1月~7月分の最新結果、NFPの改定状況、MT5で過去の発表時間を確認する方法、市場予想の見方、FX・バイナリーオプションで取引する際の注意点まで詳しく紹介します。

  1. 米雇用統計とは
  2. 米雇用統計の発表日時
    1. 2026年の米雇用統計発表日
    2. 発表日時は毎回確認するのがおすすめ
  3. 2026年の米雇用統計を一覧で確認
  4. 2015年~2025年の米雇用統計の動きを動画で紹介
  5. 【125回調査】米雇用統計直後のドル円の値動き
    1. 125回分を集計した結果
    2. 年ごとの平均値幅も比較
  6. 米雇用統計におけるMT5の時刻と確認方法について
    1. GMT+2・GMT+3のサーバーを利用している場合
  7. 確認するのが面倒な方向けに専用のインジケーターを無料配布
  8. 米雇用統計は発表前に市場予想が出ている
    1. アナリストの予測を確認するには?
  9. FXで米雇用統計時にエントリーするのは危険?
    1. 米雇用統計以外でも相場は大きく動く
  10. バイナリーオプションで米雇用統計時にエントリーするのは危険?
  11. 米雇用統計発表前に確認したいこと
  12. まとめ
  13. 米雇用統計のよくある質問(FAQ)
    1. 米雇用統計とは何ですか?
    2. 米雇用統計は毎月第一金曜日ですか?
    3. 米雇用統計の発表時間は日本時間で何時ですか?
    4. 米雇用統計ではドル円が何円動きますか?
    5. 米雇用統計が予想より良ければドル高になりますか?
    6. 2026年の最新の米雇用統計はどうなっていますか?
    7. MT5では米雇用統計を何時に確認すればよいですか?
    8. 米雇用統計発表時にFXやバイナリーオプションで取引するのは危険ですか?
    9. 過去の米雇用統計を確認できるインジケーターはありますか?
  14. 参考・出典

米雇用統計とは

米雇用統計とは

一般に「米雇用統計」と呼ばれているのは、米国労働統計局(BLS)が公表する「Employment Situation(雇用統計)」です。

その中でも特に注目されるのが、非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls:NFP)と失業率です。

非農業部門雇用者数は、農業部門などを除いた事業所の雇用者数が前月からどの程度増減したのかを示します。

一方、失業率は家計調査を基に算出されており、NFPとは調査方法が異なります。

米雇用統計では平均時給や労働時間、過去月の改定値なども同時に公表されるため、NFPだけを見て「良ければドル高、悪ければドル安」と単純に判断できるものではありません。

発表直後には市場予想との差や他の項目、過去月の改定、市場が事前にどこまで織り込んでいたかなどが一度に意識され、ドル円が大きく動くことがあります。

米雇用統計の発表日時

米雇用統計は通常、米国東部時間の午前8時30分に発表されます。

日本時間では、米国の夏時間中は21時30分、冬時間中は22時30分です。

米国時間 日本時間
夏時間 21:30
冬時間 22:30

「米雇用統計は毎月第一金曜日」と説明されることが多いのですが、必ず第一金曜日に発表されるわけではありません。

祝日や公表スケジュールなどの影響で日付が変わる場合があるため、実際の発表日はBLSの公式スケジュールで確認するのが確実です。

2026年の米雇用統計発表日

対象月 発表日 発表時刻(日本時間)
2025年12月分 2026年1月9日(金) 22:30
2026年1月分 2026年2月11日(水) 22:30
2026年2月分 2026年3月6日(金) 22:30
2026年3月分 2026年4月3日(金) 21:30
2026年4月分 2026年5月8日(金) 21:30
2026年5月分 2026年6月5日(金) 21:30
2026年6月分 2026年7月2日(木) 21:30
2026年7月分 2026年8月7日(金) 21:30
2026年8月分 2026年9月4日(金) 21:30
2026年9月分 2026年10月2日(金) 21:30
2026年10月分 2026年11月6日(金) 22:30
2026年11月分 2026年12月4日(金) 22:30

2026年を見ると、1月分は2月11日(水)、6月分は7月2日(木)に発表されており、第一金曜日以外になる月が実際にあります。

発表日時は毎回確認するのがおすすめ

米雇用統計は第一金曜日に発表されることが多いものの、2026年1月分は2月11日(水)、6月分は7月2日(木)に発表されているように例外があります。

そのため、「第一金曜日」と固定して覚えるのではなく、BLSの公式スケジュールや証券会社の経済指標カレンダーで毎回確認するのがおすすめです。

経済指標カレンダーを検索

経済指標カレンダーと検索すると、GMO外貨やみんかぶFX、マネックス証券などが公開しているカレンダーを確認できます。

GMO外貨の経済指標カレンダー

綾瀬文也
綾瀬 文也

2026年は水曜日や木曜日に発表された月もあります。取引する場合は、発表日と日本時間をその都度確認しておきましょう。

2026年の米雇用統計を一覧で確認

2026年8月22日時点では、2026年7月分までの米雇用統計が発表されています。

米雇用統計で注意したいのが、NFPは発表後に改定されることです。

例えば2026年5月分は初回発表で+17.2万人でしたが、その後+12.9万人、さらに+6.3万人へ下方修正されています。

そこで以下では「初回発表」と、2026年8月7日時点で確認できる「現在値」を分けてまとめました。

対象月 発表日 NFP
初回発表
NFP
現在値
失業率
2026年1月 2月11日(水) +13.0万人 +16.0万人 4.3%
2026年2月 3月6日(金) -9.2万人 -15.6万人 4.4%
2026年3月 4月3日(金) +17.8万人 +21.4万人 4.3%
2026年4月 5月8日(金) +11.5万人 +14.8万人 4.3%
2026年5月 6月5日(金) +17.2万人 +6.3万人 4.3%
2026年6月 7月2日(木) +5.7万人 +2.0万人 4.2%
2026年7月 8月7日(金) -2.3万人 -2.3万人 4.1%

※NFPの現在値は2026年8月7日時点。6月・7月分は今後さらに改定される可能性があります。

2026年1月~7月分の現在値を合計すると+42.6万人、月平均では約+6.1万人です。

特に注目したいのが、初回発表と後から確定していく数字に大きな差が出る場合があることです。

2026年5月分は初回+17.2万人から+6.3万人へ10.9万人下方修正され、6月分も初回+5.7万人から+2.0万人へ下方修正されています。

最新の2026年7月分は、NFPが前月比2.3万人減、失業率は4.1%でした。

次回の米雇用統計

次回は2026年9月4日(金)21時30分に、2026年8月分が発表される予定です。

2015年~2025年の米雇用統計の動きを動画で紹介

米雇用統計発表直後に、実際のドル円がどのように動いてきたのかを動画でも確認できます。

2015年~2025年の米雇用統計発表前後の動きをまとめています。※当サイトで開発した「米雇用統計の極み」を使い撮影したものになります。

動画は1分足で過去の発表前後を確認できるようにしています。

動画内では、当時使用したMT5環境の15時30分付近が米雇用統計の発表時間にあたります。

※MT5のチャート時刻は利用する取引サーバーによって異なるため、すべてのMT5で15時30分になるわけではありません。

実際のチャートを見ると、発表直後に急激に動くケースだけでなく、比較的小さな値動きで終わるケースもあることが分かります。

綾瀬文也
綾瀬 文也

過去の米雇用統計を簡単に確認できるインジケーター「米雇用統計の極み」もこのページで無料配布しています。

【125回調査】米雇用統計直後のドル円の値動き

米雇用統計発表直後の5分間で、USD/JPYがどのくらい動いたのかを2015年1月~2025年5月までの125回について調査しました。

米雇用統計直後の値動き

調査条件
項目 内容
通貨ペア USD/JPY
調査期間 2015年1月~2025年5月
調査回数 125回
時間足 5分足
確認範囲 米雇用統計発表直後の5分足1本
値幅 5分足の高値-安値

※本ページ作成時に使用したMT5のUSD/JPYチャートを基に集計しています。FXの価格はブローカーや配信元によって若干異なるため、ご利用環境のチャートと完全に一致しない場合があります。

発表日 高値と安値の差
2015年01月09日(金) 0.62円
2015年02月06日(金) 1.12円
2015年03月06日(金) 0.69円
2015年04月03日(金) 1.01円
2015年05月08日(金) 0.42円
2015年06月05日(金) 0.93円
2015年07月02日(木) 0.62円
2015年08月07日(金) 0.75円
2015年09月04日(金) 1.03円
2015年10月02日(金) 1.02円
2015年11月06日(金) 1.13円
2015年12月04日(金) 0.34円
2016年01月08日(金) 0.49円
2016年02月05日(金) 0.76円
2016年03月04日(金) 0.43円
2016年04月01日(金) 0.42円
2016年05月06日(金) 0.36円
2016年06月03日(金) 0.99円
2016年07月08日(金) 1.03円
2016年08月05日(金) 0.31円
2016年09月02日(金) 0.59円
2016年10月07日(金) 0.56円
2016年11月04日(金) 0.13円
2016年12月02日(金) 0.59円
2017年01月06日(金) 0.72円
2017年02月03日(金) 0.89円
2017年03月10日(金) 0.22円
2017年04月07日(金) 0.55円
2017年05月05日(金) 0.34円
2017年06月02日(金) 0.55円
2017年07月07日(金) 0.36円
2017年08月04日(金) 0.67円
2017年09月01日(金) 0.50円
2017年10月06日(金) 0.32円
2017年11月03日(金) 0.10円
2017年12月08日(金) 0.28円
2018年01月05日(金) 0.28円
2018年02月02日(金) 0.47円
2018年03月09日(金) 0.29円
2018年04月06日(金) 0.27円
2018年05月04日(金) 0.21円
2018年06月01日(金) 0.27円
2018年07月06日(金) 0.21円
2018年08月03日(金) 0.04円
2018年09月07日(金) 0.29円
2018年10月05日(金) 0.28円
2018年11月02日(金) 0.06円
2018年12月07日(金) 0.25円
2019年01月04日(金) 0.31円
2019年02月01日(金) 0.19円
2019年03月08日(金) 0.36円
2019年04月05日(金) 0.13円
2019年05月03日(金) 0.17円
2019年06月07日(金) 0.32円
2019年07月05日(金) 0.29円
2019年08月02日(金) 0.23円
2019年09月06日(金) 0.29円
2019年10月04日(金) 0.50円
2019年11月01日(金) 0.31円
2019年12月06日(金) 0.44円
2020年01月10日(金) 0.14円
2020年02月07日(金) 0.16円
2020年03月06日(金) 0.17円
2020年04月03日(金) 0.30円
2020年05月08日(金) 0.27円
2020年06月05日(金) 0.42円
2020年07月02日(木) 0.08円
2020年08月07日(金) 0.23円
2020年09月04日(金) 0.24円
2020年10月02日(金) 0.14円
2020年11月06日(金) 0.17円
2020年12月04日(金) 0.15円
2021年01月08日(金) 0.26円
2021年02月05日(金) 0.18円
2021年03月05日(金) 0.36円
2021年04月02日(金) 0.19円
2021年05月07日(金) 0.61円
2021年06月04日(金) 0.33円
2021年07月02日(金) 0.28円
2021年08月06日(金) 0.22円
2021年09月03日(金) 0.31円
2021年10月08日(金) 0.27円
2021年11月05日(金) 0.11円
2021年12月03日(金) 0.33円
2022年01月07日(金) 0.23円
2022年02月04日(金) 0.44円
2022年03月04日(金) 0.15円
2022年04月01日(金) 0.25円
2022年05月06日(金) 0.26円
2022年06月03日(金) 0.29円
2022年07月08日(金) 0.44円
2022年08月05日(金) 1.36円
2022年09月02日(金) 0.66円
2022年10月07日(金) 0.50円
2022年11月04日(金) 0.15円
2022年12月02日(金) 1.42円
2023年01月06日(金) 0.84円
2023年02月03日(金) 1.19円
2023年03月10日(金) 0.79円
2023年04月07日(金) 0.69円
2023年05月05日(金) 0.81円
2023年06月02日(金) 0.72円
2023年07月07日(金) 0.56円
2023年08月04日(金) 0.60円
2023年09月01日(金) 0.53円
2023年10月06日(金) 0.46円
2023年11月03日(金) 0.12円
2023年12月08日(金) 0.82円
2024年01月05日(金) 0.84円
2024年02月02日(金) 1.01円
2024年03月08日(金) 0.99円
2024年04月05日(金) 0.39円
2024年05月03日(金) 1.15円
2024年06月07日(金) 0.90円
2024年07月05日(金) 0.79円
2024年08月02日(金) 1.42円
2024年09月06日(金) 2.05円
2024年10月04日(金) 2.14円
2024年11月01日(金) 0.72円
2024年12月06日(金) 0.58円
2025年01月10日(金) 0.92円
2025年02月07日(金) 1.11円
2025年03月07日(金) 0.70円
2025年04月04日(金) 0.53円
2025年05月02日(金) 0.48円

125回分を集計した結果

上記125回の値幅をすべて再集計すると、次の結果になりました。

項目 結果
調査回数 125回
5分間の平均値幅 約0.52円
中央値 0.42円
1円以上動いた回数 15回
2円以上動いた回数 2回
最大値幅 2.14円(2024年10月4日)
最小値幅 0.04円(2018年8月3日)

125回の平均値幅は約0.52円ですが、1円以上動いたのは125回中15回です。

つまり、「米雇用統計なら毎回1円以上動く」というわけではありません。

一方で、最大では2024年10月4日に5分間で2.14円の値幅が発生しており、月によって値動きの大きさにかなり差があります。

年ごとの平均値幅も比較

回数 平均値幅 1円以上 最大値幅
2015年 12回 約0.81円 5回 1.13円
2016年 12回 約0.56円 1回 1.03円
2017年 12回 約0.46円 0回 0.89円
2018年 12回 約0.24円 0回 0.47円
2019年 12回 約0.30円 0回 0.50円
2020年 12回 約0.21円 0回 0.42円
2021年 12回 約0.29円 0回 0.61円
2022年 12回 約0.51円 2回 1.42円
2023年 12回 約0.68円 1回 1.19円
2024年 12回 約1.08円 5回 2.14円
2025年 5回 約0.75円 1回 1.11円

※2025年は1月~5月の5回のみです。

特に2024年は、12回の平均値幅が約1.08円となり、12回中5回で1円以上の値幅が発生しました。

逆に2018年~2021年は1円以上動いた月が一度もなく、米雇用統計の値動きは時期によって大きく変化していることが分かります。

米雇用統計におけるMT5の時刻と確認方法について

MT5の時差に付いて

過去の米雇用統計をMT5で確認するときに最も迷いやすいのが「チャートに表示されている時間」です。

MT5にはパソコンのローカル時間と取引サーバー時間があり、チャートの横軸は取引サーバーの時間を基準に表示されます。

そのため、MT5のチャート時刻が日本時間と同じとは限りません。

また、すべてのMT5がGMT+2(冬時間)・GMT+3(夏時間)になっているわけでもありません。

利用しているFX会社・ブローカーの取引サーバーによって異なります。

GMT+2・GMT+3のサーバーを利用している場合

FX会社でよく使われる例として、冬時間にGMT+2、夏時間にGMT+3を採用している取引サーバーがあります。

この場合、日本時間との時差は次の通りです。

期間 MT5サーバー 日本との時差
米国夏時間 GMT+3 日本より6時間遅い
米国冬時間 GMT+2 日本より7時間遅い

米雇用統計は日本時間21時30分(夏時間)、22時30分(冬時間)に発表されるため、このサーバー設定では、

【夏時間】21時30分-6時間=15時30分

【冬時間】22時30分-7時間=15時30分

となります。

つまり、GMT+2・GMT+3を採用しているMT5環境では、夏時間・冬時間のどちらでも15時30分付近を確認できます。

ただし、これはあくまでもGMT+2・GMT+3の取引サーバーを利用している場合です。

ご利用のMT5が別のサーバー時間を採用している場合は表示時刻も変わりますので、最初に取引サーバーの時間をご確認下さい。

綾瀬文也
綾瀬 文也

「MT5なら必ず15時30分」と覚えるのではなく、自分が使っている取引サーバーの時差を一度確認しておくと迷いません。

確認するのが面倒な方向けに専用のインジケーターを無料配布

米雇用統計の極み

米雇用統計発表時にどのくらいの値動きがあるのか確認する場合、過去のチャートを一つずつ探すのはかなり時間がかかります。

そこで、過去の米雇用統計発表付近へチャートを移動できるMT5インジケーター「米雇用統計の極み」を開発しました。

このインジケーターは2015年~2025年の米雇用統計発表付近へチャートを移動でき、ボタンをクリックするごとに対象日を切り替えられます。

米雇用統計の極みの強調部分

発表時間だけを見るのではなく、その前後の値動きも確認できるように15時00分にラインを表示して強調しています。

※15時30分が発表時刻になるGMT+2・GMT+3のMT5環境を前提とした表示です。

米雇用統計の極みの注意点

インジケーターの使い方は簡単ですが、チャートの右寄せが有効になっていると移動できないため、右寄せを解除してご利用下さい。

ボタンをクリックしながら過去のチャートを順番に確認できるので、米雇用統計の値動きを研究する際にご活用下さい。

米雇用統計は発表前に市場予想が出ている

米雇用統計は、発表前にNFPや失業率などの市場予想が公開されています。

経済指標カレンダーを見ると「前回」「予想」「結果」を確認できるため、実際の発表値が市場予想からどの程度ずれたのかを確認できます。

ただし、予想よりNFPが良ければ必ずドル高、悪ければ必ずドル安になるわけではありません。

失業率、平均時給、過去月の改定値なども同時に発表されるうえ、発表前にどこまで相場へ織り込まれていたかによって反応は変わります。

以下は、元の記事で記録していた2024年~2025年の市場予想・結果と、本ページで計測した発表直後5分間の値幅を実際の発表日に合わせて組み直した表です。

※予想値・結果は当時記録した数値です。NFPは後から改定されるため、現在のBLSデータと異なる場合があります。

発表日 対象月 NFP
予想
NFP
結果
失業率
予想
失業率
結果
5分足
2025年5月2日 2025年4月 13.0万人 17.7万人 4.20% 4.20% 0.48円
2025年4月4日 2025年3月 13.5万人 22.8万人 4.10% 4.20% 0.53円
2025年3月7日 2025年2月 16.0万人 15.1万人 4.00% 4.10% 0.70円
2025年2月7日 2025年1月 17.2万人 14.3万人 4.10% 4.00% 1.11円
2025年1月10日 2024年12月 16.4万人 25.6万人 4.20% 4.10% 0.92円
2024年12月6日 2024年11月 20.0万人 22.7万人 4.20% 4.20% 0.58円
2024年11月1日 2024年10月 10.0万人 1.2万人 4.10% 4.10% 0.72円
2024年10月4日 2024年9月 14.8万人 25.4万人 4.20% 4.10% 2.14円
2024年9月6日 2024年8月 16.5万人 14.2万人 4.20% 4.20% 2.05円
2024年8月2日 2024年7月 17.5万人 11.4万人 4.10% 4.30% 1.42円
2024年7月5日 2024年6月 19.0万人 20.6万人 4.00% 4.10% 0.79円
2024年6月7日 2024年5月 19.0万人 27.2万人 3.90% 4.00% 0.90円
2024年5月3日 2024年4月 24.0万人 17.5万人 3.80% 3.90% 1.15円
2024年4月5日 2024年3月 20.1万人 30.3万人 3.90% 3.80% 0.39円
2024年3月8日 2024年2月 20.0万人 27.5万人 3.70% 3.90% 0.99円
2024年2月2日 2024年1月 18.0万人 35.3万人 3.80% 3.70% 1.01円

このように発表日と対象月を分けて見ると、値動きとの対応が分かりやすくなります。

例えば本ページの125回調査で最大の2.14円を記録したのは2024年10月4日の発表です。

この日に発表されたのは2024年9月分で、当時記録していたNFP予想14.8万人に対して結果は25.4万人でした。

2024年10月4日の米雇用統計直後の動き

ただし、予想との差が大きい月でも値幅が小さい場合があり、逆にNFP以外の材料によって大きく動く場合もあります。

市場予想は売買方向を決める答えではなく、発表結果を比較するための基準として見るのが分かりやすいでしょう。

アナリストの予測を確認するには?

アナリスト予想を確認するには、証券会社やFX情報サイトが公開している経済指標カレンダーを見る方法が簡単です。

GMOの経済指標カレンダー

マネックス証券の経済指標カレンダー

MINKABUの経済指標カレンダー

予想値は情報元によって多少異なる場合があります。

一つの予想値だけを見るのではなく、前回値・予想値・発表日時を一緒に確認しておくと分かりやすいでしょう。

予想の背景まで確認したい場合は、証券会社が公開している解説記事やセミナーも参考になります。

毎月恒例 米雇用統計セミナー

FXで米雇用統計時にエントリーするのは危険?

米雇用統計発表直後は、通常時より値動きが大きくなることがあります。

本ページで調査した125回では、5分間で1円以上の値幅が発生したケースが15回、2円以上が2回ありました。

値動きが大きい場面では利益が大きくなる可能性がある一方、予想と反対方向へ動けば損失も急激に拡大します。

さらにFXでは、

  • スプレッドが通常より広がる
  • 注文価格と約定価格がずれる
  • 希望した価格で約定しない
  • 短時間で証拠金維持率が大きく低下する

といった可能性もあります。

特に「ドル円が1円動いた場合、自分の取引数量では何円の損益になるのか」を把握できていない状態で発表直後に取引するのは避けた方が良いでしょう。

米雇用統計以外でも相場は大きく動く

米雇用統計だけが大きな値動きを発生させるわけではありません。

2025年には米国の関税政策を巡るニュースや発言によって、ドル円が数時間~半日で数円動いた場面もありました。

2025年4月3日のDMMFX

2025年4月3日には、掲載チャートで半日ほどの間に約5円円高方向へ動いています。

2025年4月9日にも、短時間で大きく円安方向へ動いた場面がありました。

DMMFXの危険性!トランプ関税でいくらの損失がでるのか、実データを公開
トランプ関税でドル円が急変動!DMMFXで1000通貨購入した実体験をもとに、FXで損失を防ぐために欠かせない「実効レバレッジ」の考え方と、必要証拠金・耐えられる値動きの計算方法を初心者にも分かりやすく丁寧に解説しています。

経済指標の発表時間だけに注意するのではなく、重要ニュースや要人発言などによって急変する可能性も考えておく必要があります。

バイナリーオプションで米雇用統計時にエントリーするのは危険?

国内バイナリーオプションはFXと損益の仕組みが異なり、一般的には購入時点で最大損失額が分かります。

一方、米雇用統計のように相場が急変する場面では、

  • 購入価格が急激に変化する
  • 希望したタイミングで購入しにくくなる
  • 値動きが大きすぎて価格が提示されにくくなる
  • 発表直後に上下へ激しく振れる

といったことがあります。

そのため、「米雇用統計ではFXよりバイナリーオプションの方が安全」と一律に判断することはできません。

取引商品の仕組みや最大損失額を理解したうえで、自分でリスクを判断する必要があります。

また、海外バイナリーオプションの情報サイトなどでは「米雇用統計直後は反発を狙えばよい」といった情報を見かけることがあります。

米雇用統計は反発するのか

確かに大きく動いた直後に反発するケースはありますが、そのまま同じ方向へ動き続けるケースもあります。

「大きく動いたら必ず反発する」という法則はありません。

「米雇用統計の極み」などで複数年のチャートを確認すると、発表後の動きが毎回異なることが分かります。

米雇用統計発表前に確認したいこと

米雇用統計発表直後に取引するかどうかにかかわらず、少なくとも以下は事前に確認しておきましょう。

  • 正確な発表日時
  • NFP・失業率などの前回値と市場予想
  • 保有中のポジションと取引数量
  • 1円動いた場合の損益額
  • 証拠金維持率
  • 発表直後にスプレッドが広がる可能性
  • 損失をどこまで許容するのか

予想が当たるかどうかよりも、予想外の値動きが発生した場合にどうするのかを事前に決めておくことが重要です。

まとめ

米雇用統計は、米国の雇用状況を確認する重要な経済指標です。

当サイトで2015年1月~2025年5月までの125回を調査した結果、発表直後5分間のUSD/JPYの値幅は平均約0.52円、中央値0.42円、最大2.14円となりました。

2026年についてはBLSの公式データを追加し、7月分までのNFPと失業率、初回発表後の改定状況も掲載しています。2026年は発表日が金曜日以外になる月もあるため、日付を固定して覚えず公式スケジュールを確認することが大切です。

一方、1円以上動いたのは125回中15回であり、毎回1円以上の大きな値動きになるわけではありません。

年による差も大きく、2024年は12回の平均が約1.08円だったのに対して、2020年は約0.21円でした。

米雇用統計を見る際は、

  • 発表日時をBLSや経済指標カレンダーで確認する
  • NFPだけではなく失業率や改定値も確認する
  • 市場予想だけで売買方向を決めない
  • MT5のチャート時間は取引サーバーによって異なることを理解する
  • 発表直後は通常より大きな値動きになる可能性を考える
  • 自分の取引数量で発生する損益を把握する

ことが大切です。

過去の値動きを確認したい場合は、このページの125回分のデータと、無料配布しているMT5インジケーター「米雇用統計の極み」をご活用下さい。

綾瀬文也
綾瀬 文也

特にFXの場合は、1円~2円動いた際に自分の取引数量でどの程度の損益になるのかを理解してから取引することをおすすめします。

米雇用統計のよくある質問(FAQ)

米雇用統計とは何ですか?

米国労働統計局(BLS)が公表する雇用関連統計です。特に非農業部門雇用者数(NFP)と失業率が注目されていますが、平均時給や過去月の改定値なども同時に確認されます。

米雇用統計は毎月第一金曜日ですか?

第一金曜日に発表されることが多いですが、必ず第一金曜日とは限りません。2026年にも水曜日や木曜日に発表される月があるため、BLS公式スケジュールで確認するのが確実です。

米雇用統計の発表時間は日本時間で何時ですか?

通常は米国夏時間で日本時間21時30分、冬時間で22時30分です。発表予定が変更される場合もあるため、当日は公式スケジュールや経済指標カレンダーをご確認下さい。

米雇用統計ではドル円が何円動きますか?

毎回異なります。当サイトが2015年1月~2025年5月の125回を調査した結果では、発表直後5分間の平均値幅は約0.52円、中央値は0.42円、最大値幅は2.14円でした。

米雇用統計が予想より良ければドル高になりますか?

必ずドル高になるわけではありません。NFPだけではなく、失業率、平均時給、過去月の改定値、市場の事前の織り込みなど複数の要因によって為替相場は動きます。

2026年の最新の米雇用統計はどうなっていますか?

2026年8月22日時点で最新なのは7月分です。NFPは前月比2.3万人減、失業率は4.1%でした。次回の8月分は2026年9月4日21時30分に発表予定です。

MT5では米雇用統計を何時に確認すればよいですか?

MT5のチャート時刻は取引サーバーによって異なります。GMT+2・GMT+3を採用している環境では15時30分になりますが、すべてのMT5で共通ではありません。

米雇用統計発表時にFXやバイナリーオプションで取引するのは危険ですか?

発表直後は値動きやスプレッドが通常より大きくなることがあり、リスクも高くなります。取引する場合は最大損失額や取引数量を事前に把握しておくことが重要です。

過去の米雇用統計を確認できるインジケーターはありますか?

当サイトでは、過去の米雇用統計発表付近へMT5チャートを移動できるインジケーター「米雇用統計の極み」を無料配布しています。

参考・出典

本ページでは、米雇用統計の発表日時や最新結果について米国労働統計局(BLS)の公式情報を確認しています。

※本ページの過去125回のUSD/JPY値幅は当サイト独自のチャート調査によるものです。価格はブローカーや配信元によって異なる場合があります。

※本ページは情報提供を目的としており、特定の取引や金融商品の利用を推奨するものではありません。実際の取引は、ご自身でリスクを確認したうえで判断して下さい。

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