みんなのFXのデモ取引のやり方を分かりやすく紹介しています。デモ取引で迷いやすい注文方法の意味から、人気のインジケーターの設定方法まで紹介!FX初心者の方も迷わず取引出来ます。
項目 | 内容 |
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デモ取引の始め方 | 公式サイトで「デモトレード」→「今すぐはじめる」をクリック(登録不要)。 |
画面構成 | – プライスボード(通貨ペアの価格) – チャート(取引グラフ) – 詳細画面(注文・履歴など) |
注文方法 | – 成行(即時注文) – 指値/逆指値(予約注文) – OCO(2つの注文を同時設定) – IFO(新規・利確・損切を同時設定) – IFD(新規・決済をセットで設定) |
その他設定 | – スリッページ(約定価格のズレ調整) – 決済同時発注(利食い・損切り設定) – 両建設定(同時に買い・売りポジション保有可) – 時間成行(指定時間で自動注文) |
決済方法 | 「ポジション照会」→「クイック決済」をクリック。 |
履歴確認 | 「口座照会」メニューから確認。 |
チャート設定 | – 画面拡大・縮小 – 時間足・チャート種類変更(ローソク足など) |
インジケーター設定 | – 移動平均線(短期・長期の追加、色変更) – ボリンジャーバンド(標準偏差の調整、色変更) |
【みんなのFX】デモ取引の始め方
みんなのFXのデモ取引は登録不要で始める事が出来ます。
まずはみんなのFXの公式サイトへ移動します。
画面上部にある「デモトレード」ボタンをクリックします。
次に画面中央にある「今すぐはじめる」ボタンをクリックします。
これだけでデモ取引を始める事が出来ます。
画面の説明と初期設定
デモ取引の画面は3つに分かれています。
まずは取引する通貨ペアを設定しましょう。取引する通貨ペアを設定する事で、スムーズな取引が可能になります。
画面上部にあるメニューより「設定」をクリックします。
画面下部に「設定」の詳細画面が表示されるので、設定の項目から「通貨ペア設定」をクリックします。
取引したい取引通貨をドラッグ&ドロップで上に持ってきます。取引する通貨を上に持ってくることで、以降の取引がスムーズになります。
【みんなのFX】デモ取引の注文方法
デモ取引の注文方法を分かりやすく紹介しています。
新規注文を行うには画面左上にある「新規注文」をクリックします。
画面下部に新規注文画面が表示されます。
注文の種類と注文方法
デモ取引で利用する事ができる注文の種類と注文方法を分かりやすくまとめています。
- 成行注文
- 指値・逆指値注文
- OCO注文
- IFO注文
- IFD注文
成行注文
成行注文とは売買価格を指定せずに注文する方法で、「今、この価格で購入したい」「今、この価格で売りたい」人向けの注文方法になります。
分かりやすい注文方法なので、まずは成行注文を使って練習してみましょう。
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【⑦】Bid(売)もしくはAsk(買)をクリックします。

成行注文の基本的なやり方は「通貨ペア」・「数量を入力」して注文するだけになります。
スリップページを設定する事で不利な約定を拒否する事が出来ます。
スリップページはpipsで設定しますが、米ドル/円の場合、1pipsは0.01円になります。桁数を間違えると大変なので初めの内はしっかりと確認される事をおすすめします。
- 100pips(1円)
- 10pips(0.1円)
- 1pips(0.01円)
- 0.1pips(0.001円)
「利食い」と「損切り」の設定するには、上部メニューの「設定」をクリックします。
画面下部に設定画面が表示されるので、「注文設定」タブをクリックします。
「利食い/損切り」の設定を行い、「保存」ボタンをクリックします。
注文設定画面で設定した値が、使用されます。
「利食い」と「損切り」では有効期限も設定する事ができるので、必要に応じて設定を行いましょう。
両建のON・OFFには以下の様な意味があります。
時間成行の設定を行うと、指定した時間で成行が行われます。
指値・逆指値注文
指値注文は「買いたい価格」と「売りたい価格」を決めてから注文します。簡単に言えば予約注文になります。
利益は基本的に「安く売って、高く売る」事で利益が出るので、指値注文では以下のルールが適用されます。
逆指値は指値注文の逆になります。買いの場合、一定の価格まで上昇したら、更に上昇すると予想した場合、逆指値で注文を行います。
- 【①】通貨ペアを設定
- 【②】注文する数量(Lot)を入力
- 【③】必要に応じて有効期限を設定
- 【④】「売り」か「買い」を選択
- 【⑤】執行条件「指値」か「逆指値」を選択
- 【⑥】注文価格を入力
- 【⑦】注文ボタンをクリック
OCO注文
OCO注文は2つの注文を同時に出す事ができ、現在の価格が150円の時に「151円になったら新規売り注文」、「149円になったら新規買い注文」の様な注文が出来ます。
主な使われ方は「新規の買い指値注文」と「新規の売り指値注文」もしくは「新規の買い逆指値注文」と「新規の売り逆指値注文」の組み合わせで利用します。
「新規の買い指値注文」と「新規の売り指値注文」はレンジ相場との相性が良く、どちらに動くか分からないけど、「○○円まで下がったら買い時」、「○○円まで上がったら売り時」と判断した場合に利用できます。
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【③】必要に応じて有効期限を入力
- 【④】買を選択
- 【⑤】指値を選択
- 【⑥】新規の買い指値注文価格を入力
- 【⑦】売を選択
- 【⑧】指値を選択
- 【⑨】新規の売り指値注文価格を入力
- 【⑩】注文をクリック
「新規の買い逆指値注文」と「新規の売り逆指値注文」はどちらかに動くか分からないけど「○○円より上がったら、更に上がる」場合や「○○円より下がったら更に下がる」と判断した時に利用できます。
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【③】必要に応じて有効期限を入力
- 【④】買を選択
- 【⑤】逆指値を選択
- 【⑥】新規の買い逆指値注文価格を入力
- 【⑦】売を選択
- 【⑧】逆指値を選択
- 【⑨】新規の売り逆指値注文価格を入力
- 【⑩】注文をクリック
IFO注文
IFO注文はOCO注文とIFD注文を合わせた注文方法で、「新規の売買」・「利確」・「損切」全て同時に設定する事が出来ます。
現在価格が150.00円の時に149円になったら買い(指値)、151円になったら売り(利確・指値)、予想に反して148円まで下がってしまったら売り(損切・逆指値)の様な注文が可能です。
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【③】買を選択
- 【④】指値を選択
- 【⑤】新規の買い指値注文価格を入力
- 【⑥】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑦】売を選択
- 【⑧】指値を選択
- 【⑨】決済の売り指値注文価格を入力
- 【⑩】売を選択
- 【⑪】逆指値を選択
- 【⑫】決済の売り逆指値注文価格を入力
- 【⑬】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑭】注文ボタンをクリック
IFD注文
IFD注文は「新規注文」と「決済」を同時に出せる注文方法です。
現在価格が150.00円の時に149円まで下がったら買い(指値)、151円まで上がったら売り(指値)の様な注文をする事が出来ます。
IFD注文は「利確目的」と「損切目的」で使う事が出来ます。
損切目的の場合は、現在価格が150.00円の時に、149円まで下がったら買い(指値)、予想に反して148円まで下がったら売り(逆指値)の様な注文が出来ます。
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【③】買を選択
- 【④】指値を選択
- 【⑤】新規の買い指値注文価格を入力
- 【⑥】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑦】売を選択
- 【⑧】指値を選択
- 【⑨】新規の売り指値注文価格を入力
- 【⑩】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑪】注文をクリック
- 【①】通貨ペアを選択
- 【②】数量(Lot)を入力
- 【③】買を選択
- 【④】指値を選択
- 【⑤】新規の買い指値注文価格を入力
- 【⑥】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑦】売を選択
- 【⑧】逆指値を選択
- 【⑨】新規の売り逆指値注文価格を入力
- 【⑩】必要に応じて有効期限を入力
- 【⑪】注文をクリック
【みんなのFX】デモ取引の決済までの流れ
注文完了後、画面上部にあるメニューより「ポジション照会」をクリックします。
画面下部にポジション照会画面が表示されるので、「詳細」タブを選択します。
所持しているポジションがの「クイック決済」をクリックします。
初回はクイック決済確認画面が表示されますが、「次回以降、確認画面に表示しない」にチェックを入れる事で、次回以降はクイック決済が可能になります。
初回は「クイック決済実行」ボタンをクリックします。
注文履歴を確認するには、画面上部メニューの「口座照会」をクリックします。
画面下部に口座照会画面が表示され、履歴を確認する事が出来ます。
【みんなのFX】チャート画面の設定
初期設定ではデモ画面が小さく見づらいので、画面右上にある「開くマーク」をクリックします。
チャート画面が開き、見やすくなります。
時間足を選択します。
チャートは「ローソク足」・「ライン」・「平均足」の3種類から選ぶ事が出来ます。
「+」・「-」ボタンををクリックする事でチャートの拡大・縮小が可能です。
チャートの拡大・縮小はマウスのスクロールでも可能になっています。
【みんなのFX】インジケーターの設定
みんなのFXのチャートでは複数のインジケーターを使用する事が出来ます。インジケーターの中でも人気な「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」の使い方を紹介します。
移動平均線の設定方法
テクニカル指標テンプレートより「単純移動平均線」を選択します。
単純移動平均線が表示されます。
チャートの左側に単純移動平均線(10)と表示されますが、その中にある「三本線(編集)」をクリックします。
移動平均線は「短期」と「長期」の線を引く事が多いので、表示された移動平均線を短期(20)に変更します。
次に長期の移動平均線を引きます。
再度テクニカル指標テンプレートより「単純移動平均線」を選択します。
チャートの左側に単純移動平均線(10)と表示されますが、その中にある「三本線(編集)」をクリックします。
短気の移動平均線と長期の移動平均線の色が同じだと見づらいので、スタイルのタブより色の変更を行います。
次に入力のタブより期間を入力します。今回は期間を100に設定します。
短気移動平均線と長期移動平均線が表示されます。
移動平均線を消したい時は、画面左に表示されている文字にカーソルを合わせて「✕」をクリックします。
ボリンジャーバンドの設定方法
テクニカル指標テンプレートより「ボリンジャーバンド」を選択します。
初期設定では期間「20」、標準偏差「2」のボリンジャーバンドが表示されます。
変更したい場合は、画面左に表示されているボリンジャーバンドより「三本線(編集)」をクリックします。
入力タブより「期間」と「標準偏差」を変更する事が出来ます。
期間「20」、標準偏差「2」のままでも良いのですが、標準偏差「1」もあった方が見やすいので標準偏差「1」も追加します。
期間「20」、標準偏差「2」が2つ表示されます。どちらでも良いので一つを標準偏差「1」に変更します。
画面左に表示されているボリンジャーバンドより「三本線(編集)」をクリックします。※どちらでも良い
色は分けていた方が分かりやすいので、スタイルタブより色を変更します。
入力タブより標準偏差を「1」に変更します。
これで期間「20」、標準偏差「2」と「1」のボリンジャーバンドが完成します。