FXやバイナリーオプションでは、相場の天井や底を狙う際に、三尊(ヘッドアンドショルダー)や逆三尊(ヘッドアンドショルダーズボトム)がよく使われます。
「sanzon-alert」は、これらの形を自動で見つけ、反転サインを矢印で表示するMT4・MT5専用インジケーターです。
反転の形を視覚的に確認できるため、エントリー判断の参考として活用できます。
- sanzon-alertとは?
- 機能と使い方
- オリジナル機能
- パラメーターの設定(インプット)
- 搭載されている「ロジック」の仕組み
- 三尊・逆三尊を目視で判断する際に不便な点
- よくある質問
- Q.三尊の線が表示されたのに、矢印が出ないのはなぜですか?
- Q.ネックラインを抜けたのに、矢印が出ないことがあります
- Q.実体判定とヒゲ判定は、どちらを選べばよいですか?
- Q.水平ボタンは、オンとオフのどちらがよいですか?
- Q.一度表示された矢印が消えることはあります。どうしてですか?
- Q.ジグザグや三尊の線が動くことはありますか?
- Q.通知を「確定足」にすると、矢印も確定後に表示されますか?
- Q.AlertボタンとPushボタンが反応しません
- Q.Pushボタンをオンにしたのに、スマートフォンへ通知が届きません
- Q.「ヒストリーデータが100本未満です」と表示されました
- Q.表示期間を1年にしたのに、1年分表示されません
- Q.設定を厳しくすると、サインが出なくなりました
- Q.このインジケーターのサインだけで売買できますか?
- ご要望をいただきました
- sanzon-alertを無料ダウンロード
sanzon-alertとは?

sanzon-alertは、チャート上に現れた三尊(ヘッドアンドショルダー)と逆三尊(ヘッドアンドショルダーズボトム)を自動で検出し、ネックラインを抜けたタイミングで矢印を表示し通知を行うインジケーターです。
画面上に表示されたボタンで表示・非表示が可能になっており、三尊ボタンと逆三尊ボタンをオフにすればジグザグのみを確認する事が出来ます。
三尊のみ、逆三尊のみ、ジグザグのみ取引が可能になっています。
アラートやプッシュ通知にも対応していますので、三尊と逆三尊の見逃しを防ぐ事が出来ます。
機能と使い方
の機能と使い方
三尊ボタン

三尊ボタンをオンにすると三尊を表示する事が出来ます。
三尊は、3つの山が並び、真ん中の山が一番高くなる形です。
天井からの反転を表す形として知られています。
三尊はオレンジ色の線で山と谷を結び、2つの谷からネックラインを伸ばします。そのネックラインを価格が下に抜けると、下向きの矢印でサインを出します。
逆三尊ボタン

逆三尊ボタンをオンにすると、逆三尊を表示する事が出来ます。
逆三尊は、3つの谷が並び、真ん中の谷が一番安くなる形です。
底値の反転を表す形として知られています。
逆三尊はマゼンタ色の線で山と谷を結び、2つの山からネックラインを伸ばします。そのネックラインを価格が上に抜けると、上向きの矢印でサインを出します。
水平ボタン

水平ボタンをオンにすると、ネックラインが水平線で表示されます。
三尊の場合は2つの谷のうち安い方、逆三尊の場合は2つの山のうち高い方を基準にした水平線になります。

水平ボタンをオフにすると、2つの谷(2つの山)を結んだ斜めのネックラインに変わります。
サインの判定も、表示されているネックラインで行われます。
ZigZagとしても使用可能

三尊ボタンと逆三尊ボタンをオフにするとジグザグのみが表示されるので、通常のジグザグとしても使用する事が出来ます。
Alertボタン/Pushボタン
Alertボタンをオンにすると、サインが出た際にアラートを鳴らす事が出来ます。
Pushボタンをオンにすると、サインが出た際にプッシュ通知を送る事が出来ます。
三尊ボタンと逆三尊ボタンが両方オフの場合は、AlertボタンとPushボタンをオンにする事が出来ません。
通知を出すタイミングも設定(インプット)で選べます。
未確定足:ネックラインを抜けた瞬間に通知(早いがだましもあり得る)
確定足:抜けた足が確定してから通知(遅いが確実)
Openボタン
Openボタンを押すと、他のボタンをまとめて非表示にする事が出来ます。
チャートを広く使いたい時に便利です。
非表示にしても、それぞれのボタンのオン・オフ状態はそのまま残ります。
オリジナル機能
オリジナル機能
sanzon-alertのオリジナル機能は、ジグザグを基準に三尊、逆三尊を決めている事です。ジグザグを基準にすることで、三尊、逆三尊の大きさも調整する事が出来ます。
また、ネックラインを水平と斜めで切り替えられる点、表示期間を10日から10年まで選べる点もオリジナル機能です。
ジグザグの設定例
| 目的 | Depth | Deviation | Backstep |
|---|---|---|---|
| 細かい波を多く表示 | 8 | 3 | 1 |
| 標準設定 | 12 | 5 | 2 |
| 少し大きな波を表示 | 18 | 8 | 3 |
| 大きな波を重視 | 24 | 10 | 4 |
基本的な調整方法
最初は、標準設定の「Depth 12・Deviation 5・Backstep 2」を使用してください。
ジグザグが細かすぎる場合は、Depthを15、18、20のように少しずつ上げます。
山や谷が少なすぎる場合は、Depthを10、8のように下げます。
複数の数値を同時に変更すると違いが分かりにくいため、最初はDepthだけを調整する方法がおすすめです。
入力してはいけない数値
| 設定項目 | 入力できない数値 |
|---|---|
| Depth | 1以下 |
| Deviation | マイナスの数値 |
| Backstep | マイナスの数値 |
| Backstep | Depth以上の数値 |
たとえば、Depthが12の場合、Backstepは11以下に設定してください。Backstepを12以上にすると、インジケーターは起動しません。
なお、「山と谷の間隔」「そろい具合」「戻り・下落の高さ」は、ジグザグではなく三尊・逆三尊の判定条件です。
パラメーターの設定(インプット)

ボタンを表示する場所を、左上・右上・左下・右下から選びます。
初期値:左上
通知するタイミングを選びます。
「未確定足」はネックラインを抜けた瞬間、「確定足」は抜けた足が確定してから通知されます。
初期値:確定足
山と谷を探す幅の設定です。
大きくすると、大きな波だけを見つけます。
初期値:12
小さな値動きをどこまで無視するかの設定です。
大きくすると、細かい動きを拾わなくなります。
初期値:5
近すぎる山や谷を減らす設定です。
大きくすると、山と谷の数が減ります。
初期値:2
隣り合う山と谷が、これより近すぎると三尊・逆三尊として認めません。
初期値:3
隣り合う山と谷が、これより離れすぎると三尊・逆三尊として認めません。
初期値:30
両肩の高さと2つの谷の高さが、どこまでそろっていれば三尊と認めるかの設定です。
小さくするほど、きれいにそろった形だけを拾います。
初期値:30.0
三尊の線とネックラインの色を設定します。
初期値:オレンジ
逆三尊の線とネックラインの色を設定します。
初期値:マゼンタ
山と谷をつなぐジグザグ線の色を設定します。
初期値:赤
ジグザグ線の太さを設定します。
初期値:1
三尊・逆三尊の線の太さを設定します。
初期値:4
過去どこまで表示するかを、10日・180日・1年・2年・3年・4年・5年・10年から選びます。
初期値:1年
矢印の上下の位置を決めるために、値動きの平均を取る本数です。
初期値:1440
平均に対してどれくらい矢印を離すかの設定です。
初期値:0.3
三尊・逆三尊を作る線が、これより短いと形として認めません。
平均何個分の高さがあればよいかで指定します。
初期値:1.0
サインを出す判定を選びます。
「実体判定」は始値と終値がネックラインをまたいだ時、「ヒゲ判定」は高値や安値が抜けた時にサインが出ます。
初期値:実体判定
ボタンの名前に付く文字です。基本的に変更は不要です。
初期値:sanson
搭載されている「ロジック」の仕組み
仕組み
「sanzon-alert」は、ZigZag(ジグザグ)で相場の山と谷を見つけ、その並び方や値幅から三尊・逆三尊を判定します。
細かい値動きをある程度無視し、相場の大きな山と谷を線でつなぐ指標です。
相場の波が見やすくなり、三尊の形を判断しやすくなります。
三尊の判定条件

三尊では、ZigZagが次の順番に並んでいる形を探します。
山 → 谷 → 山 → 谷 → 山
真ん中の山(頭)が左右の山(肩)より高い場合に、三尊の候補となります。
左肩の1つ前に谷があるか確認します。
その谷が左の谷より安くない場合は、三尊として判定しません。
隣り合う山と谷が近すぎる場合や、離れすぎている場合は判定から除外します。
デフォルトでは、間隔が3本以上30本以内の場合に判定します。
左右の肩の価格差が大きい場合や、2つの谷の価格差が大きい場合は、きれいな三尊とは判断しません。
デフォルトでは、価格差が、頭から谷までの下落幅の30%以内の場合だけ三尊と判定します。
※数値を小さくすると、左右がよりそろった形だけを検出します。
三尊を作る線が短すぎる場合は、三尊として判定しません。
頭が両肩より十分に高くない場合も、三尊として判定しません。
デフォルトでは、平均的なローソク足1本分以上の高さが必要です。
※デフォルトでは1440本の平均を見ています。インプットで変更可能です。
三尊の形ができると、2つの谷を基準にネックラインを表示します。
水平ボタンがオンの場合は安い方の谷で水平線、オフの場合は2つの谷を結んだ斜めの線になります。
右肩ができた後、価格がこのネックラインを下に抜けると、下向きの矢印でサインを表示します。
実体判定
ローソク足の始値がネックライン以上で、終値がネックラインを下に抜けた場合にサインを表示します。
ヒゲ判定
ローソク足の安値がネックラインを下に抜けた場合にサインを表示します。
デフォルトは実体判定です。
ネックラインを抜ける前に次のZigZagの山ができた場合、その三尊からはサインを出しません。
逆三尊の判定条件

逆三尊は、三尊を上下反対にしたロジックです。
逆三尊では、ZigZagが次の順番に並んでいる形を探します。
谷 → 山 → 谷 → 山 → 谷
真ん中の谷(頭)が左右の谷(肩)より低い場合に、逆三尊の候補となります。
左肩の1つ前に山があるか確認します。
その山が左の山より高くない場合は、逆三尊として判定しません。
隣り合う山と谷が近すぎる場合や、離れすぎている場合は判定から除外します。
間隔の設定は三尊と共通です。
左右の肩の価格差が大きい場合や、2つの山の価格差が大きい場合は、逆三尊として判定しません。
デフォルトでは、価格差が、頭から山までの上昇幅の30%以内の場合だけ判定します。
逆三尊を作る線が短すぎる場合は、逆三尊として判定しません。
頭が両肩より十分に安くない場合も、逆三尊として判定しません。
デフォルトでは、平均的なローソク足1本分以上の高さが必要です。
※デフォルトでは1440本の平均を見ています。インプットで変更可能です。
逆三尊の形ができると、2つの山を基準にネックラインを表示します。
水平ボタンがオンの場合は高い方の山で水平線、オフの場合は2つの山を結んだ斜めの線になります。
右肩ができた後、価格がネックラインを上に抜けると、上向きの矢印でサインを表示します。
実体判定
ローソク足の始値がネックライン以下で、終値がネックラインを上に抜けた場合にサインを表示します。
ヒゲ判定
ローソク足の高値がネックラインを上に抜けた場合にサインを表示します。
デフォルトは実体判定です。
ネックラインを抜ける前に次のZigZagの谷ができた場合、その逆三尊からはサインを出しません。
三尊・逆三尊を目視で判断する際に不便な点
問題点
三尊は「山・谷・山・谷・山」、逆三尊は「谷・山・谷・山・谷」の並びを確認します。しかし、チャート上には小さな山や谷が多数あるため、どの部分を左肩・頭・右肩として見ればよいのか判断しにくいことがあります。
三尊では2つの谷、逆三尊では2つの山を基準にネックラインを引きます。
水平線で見る方法と斜め線で見る方法があり、どこを抜けたら形が完成したと判断するのか迷いやすくなります。
三尊・逆三尊は、形ができただけではなく、右肩の完成後にネックラインを抜けたか確認する必要があります。
複数の通貨ペアや時間足を見ている場合、チャートを確認し続けるのは難しく、ネックラインを抜けたタイミングを見逃すことがあります。
よくある質問
Q.三尊の線が表示されたのに、矢印が出ないのはなぜですか?
三尊の形が完成しただけでは、矢印は表示されません。
三尊では、右肩が作られたあと、2つの谷から伸びるネックラインを価格が下に抜けると矢印が表示されます。
逆三尊では、右肩が作られたあと、2つの山から伸びるネックラインを価格が上に抜けると矢印が表示されます。
Q.ネックラインを抜けたのに、矢印が出ないことがあります
水平線の突破判定が「実体」になっている場合、ヒゲだけがネックラインを抜けても矢印は表示されません。
始値と終値がネックラインをまたぐ必要があります。
ヒゲが抜けた時点で矢印を表示したい場合は、水平線の突破判定を「ヒゲ」に変更してください。
Q.実体判定とヒゲ判定は、どちらを選べばよいですか?
確実にネックラインを抜けたことを確認してからサインを出したい場合は、「実体」がおすすめです。
早めに値動きを確認したい場合は「ヒゲ」を使用できますが、ネックラインを一時的に抜けただけでもサインが出るため、実体判定よりサインの数が多くなります。
Q.水平ボタンは、オンとオフのどちらがよいですか?
ネックラインの傾きを気にせず、はっきり抜けた場面だけを見たい場合は、水平(オン)がおすすめです。
教科書どおりに2つの谷や山を結んだ形で見たい場合は、オフに切り替えてください。
なお、オンとオフでサインが出る位置も変わります。
Q.一度表示された矢印が消えることはあります。どうしてですか?
未確定のローソク足の場合、表示された矢印は、足が確定するまでに消えることがあります。
価格が一度ネックラインを抜けたあと、足が確定する前にネックラインの内側へ戻ると、サインの条件を満たさなくなるためです。
Q.ジグザグや三尊の線が動くことはありますか?
直近のジグザグや三尊の線は、新しい高値や安値が作られると位置が変わることがあります。
ジグザグは相場の山と谷を確認しながら更新されるため、特にチャート右端にある最新の線は確定していません。
過去側で山と谷が確定した部分は、最新部分よりも表示が安定します。
Q.通知を「確定足」にすると、矢印も確定後に表示されますか?
「確定足」と「未確定足」の設定で変わるのは、AlertとPush通知のタイミングです。
確定足を選択した場合でも、矢印自体は未確定のローソク足に表示されることがあります。
ただし、AlertとPush通知は、そのローソク足が確定してから届きます。
Q.AlertボタンとPushボタンが反応しません
三尊ボタンと逆三尊ボタンが両方オフになっていないか確認してください。
どちらもオフの場合は、AlertボタンとPushボタンをオンにする事が出来ません。
Q.Pushボタンをオンにしたのに、スマートフォンへ通知が届きません
MT5側でプッシュ通知の設定が完了しているか確認してください。
MT5の「ツール」から「オプション」を開き、「通知」画面でプッシュ通知を有効にする必要があります。
MetaQuotes IDが正しく入力されていない場合は、インジケーターのPushボタンをオンにしても通知は届きません。
Q.「ヒストリーデータが100本未満です」と表示されました
MT5へ読み込まれているローソク足が少ないため、正しく判定できない状態です。
しばらく待ってから別の時間足へ変更し、データが読み込まれた後に元の時間足へ戻してください。
読み込まれたデータを使って、判定し直します。
Q.表示期間を1年にしたのに、1年分表示されません
MT5に読み込まれている過去データが不足している可能性があります。
表示期間を1年に設定しても、MT5へ読み込まれているローソク足の範囲までしか表示できません。
チャートを左側へスクロールして過去データを読み込んだあと、再度確認してください。
Q.設定を厳しくすると、サインが出なくなりました
Depth、山と谷の間隔、そろい具合などの設定を厳しくすると、条件を満たす三尊だけが表示されるようになります。
三尊は5つの山と谷がそろう必要があるため、数値を大きく変更すると、条件に合う形がほとんどなくなる場合があります。
最初は初期設定のまま使用し、必要に応じて少しずつ調整してください。
Q.このインジケーターのサインだけで売買できますか?
このインジケーターは、三尊や逆三尊とネックラインの突破を見つけやすくするための補助ツールです。
矢印が表示されたあと、必ず価格が上昇または下落するわけではありません。
上位時間足の方向、相場の流れ、経済指標なども確認したうえで、最終的な売買判断はご自身で行ってください。
ご要望をいただきました
FXやバイナリーオプションで、三尊や逆三尊を狙っていますが、ローソク足だけでは形を見つけるのが難しいです。
チャート上の三尊と逆三尊を自動で見つけ、ネックラインを抜けた時に矢印を表示するインジケーターを作成していただけないでしょうか?
ネックラインを水平と斜めで切り替えられると、さらに助かります。

ご要望ありがとうございます。
三尊と逆三尊を自動で検出する「sanzon-alert」を作成しました。
三尊はオレンジ色、逆三尊はマゼンタ色で表示し、ネックラインを価格が抜けると矢印でサインを表示します。
水平ボタンで、ネックラインを水平と斜めに切り替える事も出来ます。
AlertボタンとPushボタンにも対応しているため、チャートを見ていない時でもサインの発生を確認できます。
また、三尊ボタンと逆三尊ボタンをオフにすると、通常のジグザグとして使用することもできます。
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