ストキャスティクスRSIを表示でき、7種類の条件からサインの出現条件を選択できるほか、アラート・プッシュ通知にも対応した自社開発のMT4/MT5インジケーター「stoch-rsi-alert」を無料配布しています。
【自社開発】ストキャスティクスRSIのインジケーターとは
【自社開発】ストキャスティクスRSIインジケーター「stoch-rsi-alert」は、サブウィンドウに0~100で動く%Kラインと%Dラインを表示し、条件を満たした場所に丸いサインを表示するインジケーターです。
%Kラインは青(ディープスカイブルー)、%Dラインは赤(トマト)で表示されるため、2本のラインの位置関係も確認しやすくしています。
サイン条件は、7種類から選択でき、チャート上のボタンを押すだけで切り替えることができます。
アラートやプッシュ通知にも対応していますので、ストキャスティクスRSIが設定した水準へ動いた場面を見逃したくない時にも使用できます。
機能と使い方
の機能と使い方
%Kラインと%Dライン

サブウィンドウには、0から100までの範囲でストキャスティクスRSIの2本のラインが表示されます。
| ライン | 表示 |
|---|---|
| %K(メインのライン) | 青(ディープスカイブルー) |
| %D(%Kを平均したライン) | 赤(トマト) |
%Kは動きが速く、%Dは%Kを平均しているため動きがゆるやかになります。

また、サイン条件によって基準になる点線が自動的に変わります。
| サイン条件 | 表示される基準線 |
|---|---|
| 20-IN / 80-IN | 20・80 |
| 20-GC / 80-DC | 20・80 |
| 20-OUT / 80-OUT | 20・80 |
| 10-IN / 90-IN | 10・90 |
| 10-GC / 90-DC | 10・90 |
| 10-OUT / 90-OUT | 10・90 |
| 10IN-20OUT / 90IN-80OUT | 10・20・80・90 |
Openボタン

Openボタンは、オフにすると、サイン条件、Alert、Push、Kakuteiのボタンが非表示になります。
もう一度オンにすると、各ボタンが再び表示されます。
2本のラインだけを確認したい場合など、サブウィンドウを広く使いたい時に使用できます。
サイン条件ボタン
サイン条件ボタンは、ストキャスティクスRSIのどの動きをサインとして表示するかを切り替えるボタンです。
押すたびに、
「20-IN / 80-IN」
⇒「20-GC / 80-DC」
⇒「20-OUT / 80-OUT」
⇒「10-IN / 90-IN」
⇒「10-GC / 90-DC」
⇒「10-OUT / 90-OUT」
⇒「10IN-20OUT / 90IN-80OUT」
⇒「OFF」
の順番で切り替わります。
OFFにするとサインを表示せず、AlertとPushもオフになります。
Kakuteiボタン
サインを判定するタイミングを切り替えるボタンです。
オン(確定足):確定したローソク足だけでサインを判定します。
オフ(未確定足):現在動いているローソク足でもサインを判定します。
Kakuteiをオフにすると条件を早く確認できますが、ローソク足が確定する前に%Kが基準線の反対側へ戻った場合、表示されていたサインが消えることがあります。
確定したサインだけを確認したい場合はKakuteiをオンにしてください。
初期設定ではKakuteiはオフです。
Alertボタン/Pushボタン
AlertとPushは、新しくサイン条件を満たした時に知らせる機能です。
Alertボタンをオンにすると、条件を満たした際にMT4・MT5のアラート画面へ通知内容が表示され、通知音が鳴ります。
Pushボタンをオンにすると、スマートフォンのMT4・MT5アプリへプッシュ通知が送られます。
また、確定足で判定した通知なのか、未確定足で判定した通知なのかを通知内容から確認できるようにしています。
【オリジナル機能】7種類のサイン条件について
オリジナル機能
stoch-rsi-alertでは、%Kがどの水準へ入ったのか、どの水準から出たのか、ゾーンの中で%Kと%Dが交差したのかによって7種類のサインを使い分けることができます。
ストキャスティクスRSIは0~100の範囲で動くため、「20以下」「80以上」のような位置だけを見ることもできますが、実際には同じ水準でも「入った時」と「出た時」では意味が異なります。
そこでstoch-rsi-alertでは、IN・OUT・GC/DCの判定を分け、チャート上のボタンから切り替えられるようにしました。
サインの選び方
サインは、ストキャスティクスRSIのどの動きを確認したいかによって使い分けます。
| サイン | サインが出る場面 |
|---|---|
| 20-IN / 80-IN |
%Kが20を下抜けて20以下へ入った時 %Kが80を上抜けて80以上へ入った時 |
| 20-GC / 80-DC |
20以下でゴールデンクロスした時 80以上でデッドクロスした時 |
| 20-OUT / 80-OUT |
20以下から20を上抜けた時 80以上から80を下抜けた時 |
| 10-IN / 90-IN |
%Kが10を下抜けて10以下へ入った時 %Kが90を上抜けて90以上へ入った時 |
| 10-GC / 90-DC |
10以下でゴールデンクロスした時 90以上でデッドクロスした時 |
| 10-OUT / 90-OUT |
10以下から10を上抜けた時 90以上から90を下抜けた時 |
| 10IN-20OUT / 90IN-80OUT |
10以下まで動いた後に20を上抜けた時 90以上まで動いた後に80を下抜けた時 |
| OFF | サインを表示しない |
%Kが20を下へ抜けて20以下へ入った時と、80を上へ抜けて80以上へ入った時にサインを表示します。
ストキャスティクスRSIが低いゾーン・高いゾーンへ新しく入った瞬間を確認したい時に使用します。
初期設定では、この「20-IN / 80-IN」が選択されています。
20以下のゾーンで%Kが%Dを上へ抜けるゴールデンクロスと、80以上のゾーンで%Kが%Dを下へ抜けるデッドクロスにサインを表示します。
GCはゴールデンクロス、DCはデッドクロスのことです。
水準を抜けたかどうかではなく、ゾーンの中で2本のラインが交差した場面を確認します。
ただし、どこでクロスしてもサインが出るわけではありません。
%Dが20以下にある時のゴールデンクロスと、%Dが80以上にある時のデッドクロスだけを表示します。
このサインは%Dラインの位置に表示されます。
%Kが20以下から20を上へ抜けた時と、80以上から80を下へ抜けた時にサインを表示します。
低い位置・高い位置まで動いた後、そのゾーンから戻り始めた場面を確認したい時に使用します。
20-IN / 80-INとは反対のタイミングになります。
%Kが10を下へ抜けて10以下へ入った時と、90を上へ抜けて90以上へ入った時にサインを表示します。
20・80よりも外側の水準を使用するため、より深いゾーンへ入った場面に絞って確認できます。
10以下のゾーンでのゴールデンクロスと、90以上のゾーンでのデッドクロスにサインを表示します。
20-GC / 80-DCよりも外側のゾーンに絞るため、より深い位置でクロスした場面だけを確認できます。
このサインも%Dラインの位置に表示されます。
%Kが10以下から10を上へ抜けた時と、90以上から90を下へ抜けた時にサインを表示します。
0または100に近い極端な位置まで動いた後、そこから戻り始めた場面に絞って確認できます。
このサインは2つの条件を組み合わせています。
上方向は、%Kが一度10以下まで動き、その後20を上へ抜けた時にサインを表示します。下方向は、%Kが一度90以上まで動き、その後80を下へ抜けた時にサインを表示します。
深い位置まで動いたことを確認したうえで、20・80から戻る場面だけを見たい時に使用します。
10以下を経験せずに20を上抜けた場合は、サインを表示しません。
パラメーターの設定(インプット)

最初に計算するRSIの期間です。
初期値:14
RSIの最高値と最安値を、過去何本分の範囲で調べるかを設定します。
初期値:14
0~100へ変換した値を平均して%Kラインを作る時の期間です。
初期値:3
数値を小さくすると動きに反応しやすくなり、大きくすると動きが滑らかになります。
%Kラインをさらに平均して%Dラインを作る時の期間です。
初期値:3
RSIの計算に使用する価格を設定します。
以下から選択できます。
| 設定 | 使用する価格 |
|---|---|
| Close | 終値 |
| Open | 始値 |
| High | 高値 |
| Low | 安値 |
| Median | 高値と安値の平均 |
| Typical | 高値・安値・終値の平均 |
| Weighted | 終値を重視した加重価格 |
初期値:終値
過去どこまでラインとサインを表示するかを選択します。
10日、180日、1年、2年、3年、4年、5年、10年から選択できます。
初期値:1年
ボタンを押していない時の背景色を設定します。
初期値:白
ボタンに表示する文字の色を設定します。
初期値:黒
ボタンのまわりの線の色を設定します。
初期値:グレー
初期値:スプリンググリーン
初期値:アクア
初期値:オレンジ
初期値:オレンジ
初期値:モカシン
初期値:ディープスカイブルー
初期値:トマト
10・20の下側から出るサインや、下側のゾーンでの交差サインの色です。
初期値:トマト
80・90の上側から出るサインや、上側のゾーンでの交差サインの色です。
初期値:ディープスカイブルー
Stochastic RSI(ストキャスティクスRSI)とは
(ストキャスティクスRSI)とは
Stochastic RSI(ストキャスティクスRSI)は、Tushar Chande(タシャー・チャンデ)とStanley Kroll(スタンレー・クロール)によって1990年代に発表されたテクニカル指標です。
RSIの値に対してストキャスティクスの計算を行い、RSIが直近の範囲の中でどこにいるのかを0~100で確認できるようにしています。
一般的なRSIは、価格の上昇幅と下落幅の比率から0~100の値を計算します。
ストキャスティクスRSIも最初にRSIを計算しますが、その値をそのまま表示するのではありません。
計算したRSIを、直近の期間内での最高RSI・最低RSIと比較して、あらためて0~100へ変換します。
そのため、RSIが40~60のような狭い範囲で動いている場面でも、その中での位置の変化を0~100の大きな動きとして確認できます。
0と100は何を表しているのか
ストキャスティクスRSIは、現在のRSIが直近の範囲のどこにあるのかを0~100で表します。
100に近いほど、期間内でRSIが最も高かった位置に近いことを表します。
0に近いほど、期間内でRSIが最も低かった位置に近いことを表します。
例えば%Kが90付近まで上がっている場合は、直近の中ではRSIがかなり高い側にある状態です。
反対に%Kが10付近まで下がっている場合は、直近の中ではRSIがかなり低い側にある状態です。
ただし、80や90になっただけで必ず価格が下落する、20や10になっただけで必ず価格が上昇するという意味ではありません。
そのためstoch-rsi-alertでは、単純に「80以上になった」「20以下になった」だけではなく、その水準へ入った時と、その水準から戻った時を別々のサインとして選択できるようにしています。
RSIとの違い
RSIとストキャスティクスRSIは、どちらも0~100で表示される点では共通しています。しかし、RSIは価格から直接計算するのに対し、ストキャスティクスRSIはそのRSIをもう一度加工します。
| RSI | ストキャスティクスRSI | |
|---|---|---|
| 基本計算 | 価格の上昇幅と下落幅から計算 | RSIを直近の範囲と比較して再計算 |
| 表示範囲 | 0~100 | 0~100 |
| ラインの本数 | 1本 | %Kと%Dの2本 |
| 特徴 | 動きがゆるやか | 動きが速く、0や100へ届きやすい |
RSIが30~70の範囲から出ない場面でも、ストキャスティクスRSIは0や100まで動くことがあります。
ストキャスティクスとの違い
一般的なストキャスティクスは、一定期間の最高値・最安値と現在価格を比較して0~100へ変換します。
一方、ストキャスティクスRSIでは価格をそのまま計算に使いません。
まずRSIを計算し、そのRSIに対してストキャスティクス型の計算を行います。
つまり、「価格を直接0~100へ変換する」のが一般的なストキャスティクス、「RSIを計算してから0~100へ変換する」のがストキャスティクスRSI、と考えると違いが分かりやすくなります。
搭載されている「ロジック」の仕組み
ロジックの仕組み
stoch-rsi-alertでは、RSIをもとにストキャスティクスRSIの%Kと%Dを計算し、その値と基準線を比較してサインを判定します。
最初に、価格からRSIを計算します。
初期設定ではRSI期間が14です。
次に、直近のStochastic RSI期間の中から、最も高いRSIと最も低いRSIを調べます。
初期設定では14なので、直近14本の範囲を確認します。
調べた最高RSI・最低RSIを使って、
(現在のRSI - 期間内の最低RSI)÷(期間内の最高RSI - 期間内の最低RSI)×100
という計算で0~100へ変換します。
現在のRSIが期間内の最高値に近ければ100へ近づき、最低値に近ければ0へ近づきます。
0~100へ変換した値を平均して%Kラインを作ります。
初期設定では%K平滑化期間が3なので、直近3本分を平均した値が%Kになります。
次に、作成した%Kラインをさらに平均して%Dラインを作ります。
初期設定では%D平滑化期間が3です。
最後に、現在の値と1本前の値を比較します。
例えば「20-IN / 80-IN」を選択している場合、
1本前の%Kが20以上で、現在の%Kが20より下になれば20-INのサイン、
1本前の%Kが80以下で、現在の%Kが80より上になれば80-INのサイン、
として判定します。
OUTを選択した場合は反対に、そのゾーンから外へ抜けた時にサインを表示します。
GC・DCを選択した場合は、%Kと%Dの位置が入れ替わったかどうかを確認します。
1本前は%Kが%D以下で、現在は%Kが%Dより上になった場合がGCです。
1本前は%Kが%D以上で、現在は%Kが%Dより下になった場合がDCです。
さらに、%Dが20以下(または10以下)にある時のGC、%Dが80以上(または90以上)にある時のDCだけをサインとして表示します。
このサインは、%Dラインの位置に表示されます。
よくある質問
よくある質問
Q.表示されたサインが消えることがあります
Kakuteiボタンがオフの場合は、現在動いているローソク足でも判定するため、サインが消えることがあります。
例えば%Kが一度20を上抜けても、ローソク足が確定する前に再び20以下へ戻れば、条件を満たさなくなります。
確定したサインだけを確認したい場合はKakuteiボタンをオンにしてください。
Q.INとOUTの違いが分かりません
INは、基準となるゾーンへ入った時です。
20-INでは、
「%Kが20より上にいる → 20を下へ抜ける」
とサインが出ます。
OUTは反対に、基準となるゾーンから外へ出た時です。
20-OUTでは、
「%Kが20以下にいる → 20を上へ抜ける」
とサインが出ます。
IN=ゾーンへ入る、OUT=ゾーンから出ると覚えておくと分かりやすいです。
Q.「10IN-20OUT / 90IN-80OUT」はどんなサインですか?
深い位置まで動いたことを条件に加えたサインです。
上方向は、%Kが一度10以下まで下がり、そのまま20を上へ抜けた時に表示します。
一度も10以下まで下がっていない場合は、20を上抜けてもサインを表示しません。
下方向も同じ考え方で、%Kが一度90以上まで上がってから80を下へ抜けた時に表示します。
10・90まで動いた場面に絞りつつ、サインのタイミングは20・80にしたい場合に使用できます。
Q.Pushをオンにしているのにスマートフォンへ通知が届きません
Pushボタンをオンにするだけでは、スマートフォンへ通知は届きません。
最初に1度だけ、パソコンのMT4・MT5とスマートフォンのMetaTraderアプリをつなぐ設定が必要です。
まず、スマートフォンのMetaTraderアプリで「MetaQuotes ID」を確認します。
次に、パソコンのMT4・MT5で「ツール」→「オプション」→「通知」を開き、「プッシュ通知機能を有効にする」にチェックを入れます。
その下にあるMetaQuotes IDの入力欄へ、スマートフォンで確認したMetaQuotes IDを入力してください。
この設定が終わった状態でstoch-rsi-alertのPushボタンをオンにすると、サイン条件を満たした時にスマートフォンへ通知が届くようになります。
「Pushボタンをオン」+「MT4・MT5本体の通知設定」の両方が必要です。
ご要望をいただきました
ストキャスティクスRSIを使っているのですが、買われすぎや売られすぎになった場面をサインで確認できるインジケーターは作れますか?
できれば、通知機能付きで。

ご要望ありがとうございます。
今回は、ストキャスティクスRSIの動きに合わせてサインを表示できる「stoch-rsi-alert」を作成しました。
サイン条件は7種類用意しており、チャート上のボタンから簡単に切り替えることができます。
また、サインが出た時はアラートやプッシュ通知でも知らせることができますので、必要に応じてご活用ください。
stoch-rsi-alertを無料ダウンロード
stoch-rsi-alertはMT4/MT5専用のインジケーターです。MT4/MT5の導入方法は関連記事をご確認ください。


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